【2026年最新】OutSystems Associate Developer (O11)資格を未経験から合格するためのステップ① ~試験概要編 ~

目次
▼はじめに
▼試験概要
▼試験の難易度(分野別)
▼サンプル問題(出題イメージ)
▼最後に

▼はじめに
お茶目なバンビーBです!
OutSystemsをこれから学び始める方にとって、最初の目標となるのがAssociate Developer(旧 Associate Reactive Web Developer)資格です。
私自身がこの資格を取得したのは4年以上前になりますが、それ以降、社内の新入社員向けにOutSystems研修を担当し、未経験からAssociate Developer合格までをサポートする役割を続けてきました。

この記事では、まず試験の概要と出題イメージ を中心に紹介します。
多くの受験者を支援する中で、「つまずきやすいポイント」や「試験の特徴」が明確に見えてきています。

具体的な学習方法や対策ステップについては、続編の 「【2026年最新】OutSystems Associate Developer (O11)資格を未経験から合格するためのステップ② ~最初のステップ 編~」 で詳しく解説しますので、すぐに学習を始めたい方はそちらから読んでいただいても問題ありません。

この記事はこんな方におすすめです。
・OutSystemsの資格に興味はあるが、どんな試験なのかイメージがつかない
・OutSystemsを扱う上で、まず何から学べばいいか知りたい
・試験でどのような問題が出るのか知りたい
・とりあえず試験の概要だけ押さえたい

▼試験概要
Associate Developer資格とは?
「Webアプリケーション開発者向け」
の入門資格です。
ブラウザで利用するアプリケーションを開発する方であればまずはこの試験を取得することを推奨します!
※何度かOutSystemsの試験は受けていますが、言語等で困った過去はありませんので、無難にテストセンターでの受験を推奨します!

試験の詳細

項目内容
試験名OutSystems Associate Developer(O11)
難易度(公式)★☆☆
試験時間120分
問題数50問
合格ライン70%以上(35問正解が目安)
試験形式一問一答(単一)
試験言語選択可能(日本語あり)
受験方法オンライン受験 or テストセンター(※推奨)

最新情報は公式ページを参照してください。
https://www.outsystems.com/certifications/academy-certifications/?page=0

試験の難易度(分野別)

難易度(体感)テーマ出題割合/問題数
★★★OutSystems のリアクティブアプリ14%(7問)
★★★UI設計24%(12問)
★★☆データの取得20%(10問)
★★☆ロジック22%(11問)
★☆☆データモデリング12%(6問)
★☆☆アーキテクチャとセキュリティ8%(4問)

各分野の説明とワンポイントアドバイス

▼OutSystems のリアクティブアプリ(★★★)
・OutSystemsの基本概念やWebアプリケーションの構造・動作は、学習を進めるうちに自然と身についていきます。
・最難関ポイントは 「画面のライフサイクルイベント」 です。画面を構成する要素が「いつ」「何が」「なぜ」実行されるのかを正しく理解する必要があります。

▼UI設計(★★★)
・HTML / CSS / JavaScript の基礎知識がある方は理解がスムーズです。
・特に難しいのは、OutSystems特有の部品である Web Block の理解です。これは前述の「画面のライフサイクルイベント」と密接に関係しているため、セットで理解することが重要です。
※個人的にはここが最難関ポイントです。

▼データの取得(★★☆)
Webアプリケーションの核となる「データ取得」や「データ操作」について問われる分野です。
「画面のライフサイクル」ほど複雑ではありませんが、データ取得のタイミングは他のイベントと混同しやすいため注意が必要です。

▼ロジック(★★☆)
・フローチャートが読めれば、OutSystems未経験でも従来のプログラミング知識で十分対応できます
・ただし、一部にひっかけ問題があるため、問題文を丁寧に読むことが大切です。

▼データモデリング(★☆☆)
・RDBやSQLの知識があれば比較的理解しやすい分野です。
・特に「SELECT」「WHERE」「JOIN」「GROUP BY」「ORDER BY」など、SQLの基礎を押さえていれば問題なく対応できます。

▼アーキテクチャとセキュリティ(★☆☆)
・アーキテクチャはOutSystems全体では苦戦する分野ではありますが、この資格では基礎的な内容が中心で、OutSystemsを触っていれば理解できるレベルの問題が出題されます。
・セキュリティは主に Role(ロール)に関する出題が中心で、難易度は比較的低めです。

▼サンプル問題(出題イメージ)

▼Q1.Calculationアクションの実行結果として正しいものはどれですか? 引数:In_Num = 10 返り値: Out_Num(初期値は0)
(分野:ロジック)

A. 返り値は0を返す
B. 返り値は10を返す
C. 返り値は1を返す
D. 返り値は3を返す

▼Q2. Employeeテーブル(社員名、部署、年齢)のアトリビュートに対して、アグリゲートで2つの静的ソートを設定しました。
(ソート設定)

  1. 部署(昇順)
  2. 年齢(降順)

正しい並び順は次のうちどれですか?
(分野:データの取得)
A. 社員D / 社員B / 社員A / 社員C
B. 社員C / 社員A / 社員B / 社員D
C. 社員C / 社員B / 社員A / 社員D
D. 社員B / 社員D / 社員C / 社員A

  • アトリビュート(Attribute):データの項目(列)
  • アグリゲート(Aggregate):GUIで構築する SELECT 文のこと

▼Q3. Screen(画面)のライフサイクルイベントのひとつである「OnInitializeイベント」が実行されるタイミングとして、正しいものはどれですか?
(OutSystems のリアクティブアプリ)

A. Web Blockのインプットパラメータが変更される度
B. 画面上の入力項目が変更されたとき
C. すべてのAggregateの実行が完了した後
D. 画面のレンダリング(表示)が開始される前

  • On Initializeイベントとは:画面描画の準備のこと

▼答え

  • Q1:B
  • Q2:B
  • Q3:D

▼解説

  • Q1:Condition1と2の両方を満たしていますが適用される順番は条件の「若い順」のため、返り値に引数を代入している「B」が正解です。
  • Q2:部署の昇順(営業→総務)と年齢の降順(40→30)を正しく適用すると、まず営業職の二人が年齢順に並び、その次に総務職が来ます。
  • Q3:OnInitializeは画面のDOMが構築されたり、データが取得されたりする前のライフサイクルの初期段階で実行されます。

最後に
Associate Developer試験は、OutSystems学習の最初のマイルストーンとして最適です。
基礎を体系的に理解し、実際に手を動かしながら学習すれば、十分に合格を狙えます。
次回は、試験対策における最初のステップをご紹介します。

参考文献

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